正直、見た目が……
とてつもなくヘンテコな形です。しかし……「DF 2.1はマレットのモナリザだ!」そう賞賛するゴルファーが世界中に大勢います。
そう言う彼らも、グリーン上のパットが次々にカップに吸い込まれるまでは半信半疑でした。「これが進化系パターだって!?」。
開発ストーリー
L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)の創設者はビル・プレス(Bill Presse)です。彼はミニツアーを戦う中で、もっと簡単にスコアを減らせるパターを開発できないかとずっと考えていました。特にパターヘッドがスクエアな状態を保つことを重要視した彼は、ライ角バランスに着目するようになりました。
同時に彼は、可能な限りミスに強い、つまりボールがフェースの芯を外しても狙ったラインに打ち出せるパターヘッドが必要だとも考えていました。試行錯誤の末たどり着いたのが、DF 2.1 の急進的な形状です。
見た目はヘンテコだけれど、とにかく真っ直ぐ転がる。これがDF 2.1です。
L.A.B. Golf の言い分
DF 2.1 はライ角バランス (Lie Angle Balance、略して LAB)により、他のパターにはない特徴を持っています。ライ角バランスは、同じパッティング・ストロークを繰り返す能力をあらゆるゴルファーに提供します。
これは、パターからトルク(回転)が排除された結果です。
ちなみに、MEZZ.1とMEZZ.1 MAXは、一般的なマレットパターと形状がよく似ています。小さめのヘッドで、しっかりとしたインパクトの手ごたえを好む方はMEZZ.1またはMEZZ.1 MAXの検討をお勧めします。
我々がトルクを排除したいワケ
パターのトルク(回転)はゴルフ業界共通の問題です。ゴルフの歴史を通じて、パッティングとはトルクとの戦いでした。しかしほとんどのゴルファーはパターのトルクの問題に全く気づいていません。ゴルファーの多くは、パターグリップをぎゅっと強く握ることでトルクを調整することを経験を通じて学習します。パターのトルクに上手に対応するための経験こそが、パッティングを難しくしてしまっているのです。
大手クラブメーカーは既にトルクの問題を認識しています。しかし、それを解決する製品は出していません。多種多様なバランス(ヒール・バランス、フェース・バランス、カウンター・バランスなど) を備えたパターを販売しているにも関わらず、です。
L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のライ角バランスは、トルクの問題を完全に解決しています。
本当です。これから証明します。
トルク問題の解決は、我々にとっては難しいことではありません。創設者のビル・プレスは、ライ角バランスと直進性に着想する前に、あらゆる種類のパターが生み出すトルクを十分に理解し、問題解決の具体的な手段として、「トルク・テスター」と呼ばれる検証ツールを開発しました。当社の CEO 、サム・ハーンによるビデオをご覧になれば、一目瞭然でしょう。
L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のパターと、他社のパターは全くの別物です。
トルクからの解放:パットのフィーリングが180度変わります
パターの問題を(ほぼ)全て解決しました
グリーンを読むのはゴルファーです。ライ角バランスのパター自体が勝手にグリーンを読むわけではありません。当然すぎる話ですが、念のためこの点は強調しておきます。
それでも、L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のパターは、距離のコントロールに貢献します。なぜなら、ストローク中にパターが余計な動きをしないからです。道具がストロークの邪魔をするのではなく、道具がよいストロークを後押しします。
また、DF 2.1は芯を外しても結果にはほとんど影響しません。
これがダース・ベイダーのような形のパターを使うメリットです。
DF2.1よりも見た目の違和感が少ないMEZZ.1
うん、納得した。バッグに入れよう!
フィッティングをお勧めします
DF 2.1は、ご自身のパッティングスタイルに合ったものをお勧めします。それは、アドレス時にパターソールが地面平行になり、かつ振りやすいと感じる長さのパターです。
パター選びに自信のない方、迷っておられる方は、オンライン・フィッティングをお試しください。
とっても早くて簡単、しかも効果的です。方法は下記のビデオでご紹介しております。
オンライン・フィッティング:早い、簡単、しかも効果的!
今すぐ欲しい!
フィッティングは不要とお考えの方は、ストックモデルをご検討ください。
シャフト長は33、34、35インチを常にストックしております。その他の仕様は以下の通りです。
全てライ角バランス調整済みです。
- ヘッド色:ブラック
- ライ角:69度
- グリップ:、Press II 3 (3度の傾き)
- アライメント・マーク:パターン1(T型)
高品質素材と手作業でのバランス調整
当社のクラフトマンは、次の2点を調整することで、ライ角バランスを調整します。
1)パターヘッドにCNC切削されたシャフト穴の位置、角度、深さ。
2)パターのウェイトポートごとに計算されたウェイト・スクリューの正確な重量。
DF2.1の場合、パターヘッド背面の3つのウエイト・ポートに、タングステンパウダーを注入し、ウェイト・スクリューをねじ込みます。完璧なバランスに調整できるまで、一本当たり30分以上を要する場合もあります。とにかく、緻密さと辛抱強さが要求される仕事です。
プレス・グリップ
DF 2.1 にはプレス・グリップの装着をお勧めしております。プレス・グリップはどんなパターでも性能を発揮しますが、DF 2.1では特に効果的です。アドレスでグリップのラインの延長線上にボールをセットできるからです。
DF 2.1には、プレス・グリップII 3度をお勧めします。グリップ形状は親指側が平らなモデルです。
プレス・グリップ 1.L(ピストル形)または、プレス・グリップ OG3度 (楕円形) もよい選択肢です。DF 2.1 カスタムでオプション装着可能です。
グリップ モデルについての質問は、グリップのページにアクセスするか、問合せページからお問い合わせください。
シャフト・オプション-DF2.1
DF 2.1の標準シャフトはプレミアムスチール(黒色)です。完璧な剛性とフィーリングを実現しました。
DF 2.1カスタムには豊富なバリエーションのパターシャフトが用意されています。オプション料金がかかるものもあれば、そうでないものもあります。パターシャフトをアップグレードしたい方には、ACCRA、BGT、LAGPのブランドから、数種類を選定し、ご案内しております。
シャフトにもこだわりたいゴルファーの方、ぜひシャフトのページ(ハイパーリンク)をご覧ください。
アライメント・マーク
DF 2.1 カスタム用に 36 種類のアライメント・マークをご用意しました。DF 2.1 パターの 3色 (黒、赤、青) すべてにセットアップできます。
オリジナルのアライメント・マークを作りたい!
実は同じことを考える方が数多くいらっしゃいます。お問合せください。先に申し上げておきますが、追加料金(少々)とお時間(かなり)を頂戴します。
DF2.1 の値段……。 控えめに申し上げて、高額です。
L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のライ角バランス パターは全て手作業で調整しなければなりません。それ以外の方法はありません。
ヘッドにシャフトを接着し、グリップを差し込んで、ちょちょいとウェイトネジを取り付けて、はい、出来上がり、という訳にはいかないのです。
ライ角バランスのパターの製造には、皆さんが想像する以上に高いレベルの精度と多くの時間を要します。DF 2.1 は100% CNC 加工された航空機グレードの 6061 アルミニウムで作られています。ウェイト・スクリューはタングステン、オリジナルシャフトも、プレス・グリップも当社の特注品です。
いちゴルファーの立場から本音を言えば、もっと安く販売したいのです。しかし、どうしてもできません。ライ角バランスは、パターを構成するほぼすべての要素(ヘッドの形状、素材、パターの長さ、ライ角) の影響を受けます。そのため、当社のパターはすべて、オレゴン州ユージンの本社で 熟練したクラフトマンによって手作業で作られています。
もう一つ、日本は歴史的な円安です。海外からの輸送費も、2010年代と比べると3倍に跳ね上がっています。
L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のパターはすぐに慣れます
L.A.B. のパターなら、どのモデルを選んでも同じフィーリングです
L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のメンバーも、皆さんと同様に、パターを切り替えるのが大好きです。新しい形や音に刺激を受けるのは楽しいものです。一方で打ち方を新しいパターに合わせるのは大嫌いです。しかし、L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のパターにはその必要が皆無です。
L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のパターは、全てライ角バランスが取れているため、別の LAB ゴルフのパターにスイッチしても打ち方を変える必要はありません。DF 2.1、MEZZ.1、MEZZ.1 MAX、LINK.1 のいずれを使用していても、トルク特性は常に同じです。つまり、ゼロです。
他社製品では、ゴルファーがパターを取り替えると異なるトルク特性に適応する必要があるため、問題が発生します. マレットでパッティングした後にブレードでパッティングするのが難しいのには理由があります。これは、ブレードから別のブレードに切り替える場合、またはマレットから別のマレットに切り替える場合にも当てはまります。トルク特性が変わるため、ストロークを変える必要があるからです。